About Soccer-IQ

サッカーIQとは?

「考える力」を養い、サッカーIQを高める

サッカーIQとは、状況にあった適切なプレーを選ぶ力

サッカーは常にボールの位置や味方・相手の動きが変化するスポーツで、それぞれの状況によって効果的なプレーも変化します。
それぞれの状況で、どんなプレーをすると効果的なのかを理解することで、迷わずプレーできるようになります。

試合中、サッカー選手は周囲の状況を見て、どんなプレーをするのかを決め、それを実行するというプロセスでプレーをしています。
例えば中盤でパスを受けた選手は、相手のどのポジションの選手がプレスに来ているのか、相手の守備は中央に固まっているのかサイドまで広がっているのか、味方はどのスペースを狙っているのかなどを見て、前を向くのか、ドリブルをするのか、誰にパスを出すのかという判断をしています。
そして行うプレーを決断し実行するわけです。

プレーを改善するためには、土台となる「サッカーIQ」が鍵

サッカーIQは、周囲の状況をもとにどんなプレーをするのかを決めるための力です。
そして、テクニックやフィジカルなどは、頭でやると決めたプレーを体で実行するための力といえます。

サッカーIQ

自主練習でテクニックやフィジカルを高めることはプレーの実行力を高めるために必要ですが、プレーの土台であるサッカーIQを鍛えなければ実際の試合でのプレーは改善されません。
プレーの土台であるサッカーIQを鍛えることは、一生懸命身につけたテクニックやフィジカル、勝利への執念といったメンタルを最大限発揮するために必要不可欠なのです。

では、サッカーIQを高めるためにはどうすればいいのか?
それは、練習や試合での経験とサッカーについて学んで頭で理解することの両方が必要です。

IPPOでは「サッカーを学ぶ」に特化したクラスを行っています。
IPPOでサッカーについて理解し、試合や練習で経験を積み重ねることで「試合で通用するプレー」が身に付けてみませんか?

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サッカーIQを分解すると「状況」「適切なプレー」「選択」の3つになる

サッカーIQを「状況に合わせた適切なプレーを選択する力」と定義すると、鍵になる言葉は3つです。

  • 状況|ボールの位置、スペース、相手と味方の位置、スコア、時間帯。これらは常に変わります
  • 適切なプレー|「試合に勝つ」ために適したプレー。状況が変われば適切なプレーも変わり、正解は常に1つとは限りません
  • 選択する|いくつかある効果的なプレーの中から、実際に行うものを決めること

解説者の林陵平さんは、サッカーIQの高い選手を「ピッチの中で、状況に合わせて最適なポジションを取れて、様々な選択肢の中から最適な選択ができる選手」と表現しています(Sportsnaviの取材より)。私たちの定義とほとんど同じです。

同じ場面でも、正解が変わることがある

中盤で味方がフリーで前を向いていて、前線の選手がボールに寄ったことで相手のセンターバックが食いついてスペースが空いた。この場面では、サイドの選手が相手の背後でパスを受けるのが効果的です。点を取る可能性がいちばん高いからです。

ところが、1点リードしている後半のアディショナルタイムなら、同じプレーは選ばないほうがいいかもしれません。長い距離のパスはミスの可能性が上がり、相手にボールを渡してしまうからです。また、そのプレーを実行できるキックの技術が本人に無ければ、別の選択をするしかありません。小学生年代では、この身体的な制約がよく起こります。

つまり試合中は、頭に思い描いたプレーをそのまま出すのではなく、いまの状況を見たうえで現実的な判断をする必要があります。同じ場面でも、スコアと時間帯と本人の技術によって正解が変わる。ここがサッカーIQの中心です。

サッカーIQが高い子に共通していること

私たちが1対1で子どもたちと話していると、伸びが速い子には共通する振る舞いがあります。技術の高さとは別のところにあります。

  • ボールを持つ前に首を振っている|受けてから探すのではなく、受ける前に見終わっている
  • 困った場面でもボールを欲しがる|楽な場面だけでなく、苦しいときにも関わろうとする
  • ミスした直後に声を出せる|止まらずに、次の守備や次の選択に切り替えられる
  • 試合の流れを読もうとする|点差や残り時間で、自分のプレーを変えようとする
  • なぜそうしたかを自分の言葉で言える|結果ではなく、選んだ理由を説明できる

最後の1つは、家庭でもいちばん確かめやすいところです。試合の帰り道に「あの場面、なんで右に運んだの?」と聞いてみてください。答えが返ってくる子は、選んでプレーしています。

家庭でサッカーIQを伸ばす3つの方法

1. 試合のあとに、結果ではなく理由を聞く

「なんでパスしなかったの」ではなく「パスが出ていたらどうなったと思う?」。言い方を変えるだけで、返ってくる言葉が変わります。説明しようとする時間そのものが練習になります。

2. 映像を一度止めて、質問する

自分の試合でもプロの試合でも構いません。一度止めて「この選手、今どこを見てると思う?」と聞き、再生して答え合わせをする。解説はいりません。この往復が判断そのものの練習になります。

3. 3行の振り返りを続ける

「何が起きた?」「なぜそうした?」「次は何を試す?」の3つだけ。3分で終わります。良かった・悪かったで終えると次の行動が出てきませんが、事実と理由と次の一手に分けると、小学生でも自分で書けます。

IPPOのクラスで扱っていること

サッカーIQは、知ることと、試合を重ねることの両方で育ちます。私たちのクラスでは、試合で起きる場面を題材に「この状況では何が効果的か」を先に整理し、それを自分の試合で試してもらう形をとっています。

  • サッカーIQのクラス|ゴールキック時の立ち位置、もらう前に確認する3つ、オフザボールの動き方など、場面ごとの原則を扱います
  • パーソナルクラス|筑波大学蹴球部出身のコーチと1対1で、本人の試合の場面を振り返ります
  • 動画レビュー|実際の試合映像に、どこを見るべきだったかを重ねて返します

指導するのは年齢の近い大学生コーチなので、技術の話だけでなく、迷っていることも話しやすい距離感です。

よくある質問

何歳から始められますか

小学校低学年から受けている子もいます。低学年のうちは「どこに立つか」を一緒に考えるところから始めます。いちばん多いのは小学4年生から6年生です。

技術の練習とどちらを先にやるべきですか

どちらか一方ではありません。ただ、技術は「決めたプレーを体で実行するための力」なので、使いどころが分からないままだと出番が来ません。練習した技術が試合で出ていないと感じるなら、判断のほうに伸びしろがあります。

サッカー未経験の親でもサポートできますか

できます。技術を教える必要はありません。試合のあとに理由を聞く、映像を一緒に見て一度止める、良かった場面を1つ聞く。この3つは、サッカーを知らなくても続けられます。

もっと詳しく知りたい方へ

サッカーIQを場面ごとに具体化した記事をブログにまとめています。

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