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怪我は止まった時間じゃない。サッカー少年少女が“今だからこそ”伸ばせる4つのこと

サッカーをしていれば、怪我はどうしても起こります。
そしてそのたびに、子どもも保護者もこう思います。

「この時間、無駄にならないかな…」
「遅れを取り戻せるのかな…」

でも結論から言うと、
怪我中の過ごし方次第で、復帰後の伸び方は大きく変わります。

怪我は“できない期間”ではなく、
普段は後回しになりがちな力を集中的に伸ばせる期間です。


まず大前提|怪我=マイナスではない

怪我をした子どもは、
「プレーできない自分」を必要以上に否定してしまいがちです。

だからこそ、最初に伝えてあげたいのはこれです。

怪我をしている今も、成長は止まっていない。

サッカーは「走れる・蹴れる」だけのスポーツではありません。
考える力、体の使い方、心の強さ。
これらは、怪我中だからこそ伸ばしやすい要素です。

ここからは、具体的に「何ができるのか」を見ていきましょう。


① 怪我中だからこそ伸ばせる|サッカーIQ(考える力)

体を思いきり動かせない今、
一番取り組みやすいのがサッカーIQです。

おすすめの取り組み

  • 試合や練習を「見る役」に回る
  • プロや上級生の試合映像を見る
  • 自分ならどうするかを言葉にする

例えば、

  • なぜ今パスを出したのか
  • なぜここに立っているのか
  • ボールを受ける前に何を見ているのか

これを親子で少し話すだけでもOKです。

実は、
プレーしているときよりも、深く理解できる子が多いのがこの時期。

怪我明けに
「判断が速くなった」
「落ち着いてプレーできるようになった」
と言われる理由は、ここにあります。


②怪我中だからこそ伸ばせる|正しい体の使い方(トレーニング5種類紹介!)

怪我をしている時期は、無理に筋力をつけたり、激しいトレーニングをする必要はありません。
それよりも大切なのは、体を正しく使う感覚を身につけることです。

ここでは、怪我中でも安全に取り組めて、
復帰後のプレーにしっかりつながる具体的なトレーニングを紹介します。


① 片足立ちバランス(基本だけど一番大事)

何をするか
片足で立ち、倒れないようにバランスをとる。

具体的にどうするか
・靴下または裸足で行う
・片足で10〜20秒キープ(左右それぞれ)
・最初は壁や椅子の近くでOK
・慣れてきたら、目を前に向けたまま行う

何が伸びるか
・体の軸を保つ力
・プレー中にブレにくくなる安定感
・怪我の再発予防

※「地味だけど効く」代表例です。


② タオルギャザー(足裏+股関節につながる)

何をするか
床に敷いたタオルを、足の指でたぐり寄せる。

具体的にどうするか
・椅子に座る
・床にタオルを広げ、片足をタオルの上に置く
・足の指だけを使って、タオルを少しずつ手前に引き寄せる
・左右それぞれ1〜2分程度

何が伸びるか
・足裏の感覚
・地面をつかむ力
・バランス力と体の安定性

※走る・止まる・切り返す動きの土台になります。


③ ゆっくり立ち上がり動作(股関節を使う感覚)

何をするか
椅子から「ゆっくり」立ち上がる。

具体的にどうするか
・椅子に浅く腰掛ける
・背中を丸めず、おへそを前に向けたまま立ち上がる
・反動を使わず、3〜4秒かけて立つ
・立ったら、同じくゆっくり座る

何が伸びるか
・股関節の使い方
・太ももに頼りすぎない体の使い方
・走りやジャンプの安定感

※「正しく立てる=正しく動ける」です。


④ 座って体をひねる動き(上半身と下半身の連動)

何をするか
座ったまま、上半身だけをゆっくり左右にひねる。

具体的にどうするか
・椅子に座り、足は床につけたまま
・手を胸の前で組む
・腰は正面に向けたまま、上半身だけを左右にひねる
・反動を使わず、ゆっくり10回程度

何が伸びるか
・体幹の安定
・パスやシュート時の体の連動
・プレー中の姿勢の良さ

※ボールを蹴る動きにもつながります。


⑤ 柔軟性を高める簡単ストレッチ(毎日OK)

何をするか
股関節・太もも周りをやさしく伸ばす。

具体的にどうするか
・あぐらで座り、背中を伸ばす
・痛くならない範囲で前に体を倒す
・呼吸を止めず、20〜30秒キープ

何が伸びるか
・体の動かしやすさ
・怪我の予防
・復帰後の動きの軽さ


大切な考え方

これらはすべて、
「今すぐ上手くなるため」ではなく、
「復帰後に差をつけるため」のトレーニング
です。

怪我中にこうした動きを積み重ねている子は、
復帰したときに
「動きが安定した」
「プレーがスムーズになった」
と言われることが本当に多いです。


③ 怪我中だからこそ伸ばせる|メンタル・向き合う力

怪我の期間は、正直つらいです。

  • 早く戻りたい
  • 置いていかれる不安
  • 思うようにいかない苛立ち

でも、この時間でしか身につかない力があります。

それは、
焦らずに成長を待つ力
自分の感情を整理する力です。

ここで大人ができるのは、
結果を求めることではなく、
「今できていること」に目を向けさせること。

  • 今日できたこと
  • 少し良くなったこと

これを一緒に確認するだけで、
子どもの心はかなり安定します。


④ 回復を早めるために|食事を少し意識しよう

怪我中こそ、食事は重要です。
特別なことをする必要はありません。

意識したいポイントはシンプルです。

  • しっかり食べる(量を減らしすぎない)
  • たんぱく質を意識する(肉・魚・卵・大豆)
  • 野菜も一緒にとる

「運動していないから食べない」ではなく、
回復のために食べるという考え方が大切です。

食事は、
怪我を治すための“トレーニング”の一部です。


怪我の時間を、復帰後の差に変えるために

怪我は誰にとっても不安なもの。
でも、過ごし方次第で、

  • サッカーIQ
  • 体の使い方
  • メンタル
  • 回復力

これらをまとめて伸ばすことができます。

IPPOでは、
怪我中の選手にも、

「今だからこそ伸ばせる力」に目を向けるサポート
を大切にしています。

怪我は、遠回りではありません。
見えないところで、確実に前に進んでいる時間です。

もし今、
「この期間、どう過ごせばいいかわからない」
そんな悩みがあれば、IPPOに相談してください。

ピッチに戻ったとき、
「前より成長している自分」に出会えるはずです。

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