
「うちの子、サッカーに向いてないかも…」と感じたことはありませんか?
「センスがないのかも」「全然上達しなくて…」
そんなふうに悩んでいる保護者の方も多いと思います。
でも、子どもがサッカーで伸び悩んでいるとき、その原因は「才能」ではなく、日々の習慣にあることがほとんどです。
そして実は、無意識のうちに身についている“悪い習慣”が、子どもの成長を止めてしまっているケースもあります。
この記事では、そんな“伸び悩み”の背景にある3つのNG習慣と、その解決方法についてご紹介します。
習慣①:うまい子の「マネ」だけで終わっている
まじめで頑張り屋の子ほど、上手な選手のプレーをよく観察し、マネをしようとします。
これは一見いいことのように思えますが、実は注意が必要です。
なぜなら、「なぜそのプレーをしているか」がわからないままマネしてしまうと、
試合で状況に合わない動きをしてしまうことがあるからです。
たとえば、「トラップしてボールを外に運ぶ」プレー。
これはよく見る動きですが、相手が近くにいるのか、それともスペースがあるのかによって、正しい対応は全く違います。
【習慣を変えるためのヒント】
- 「なんでそのプレーをしているのかな?」と理由を一緒に考えてみる
- 練習の後に「こういう場面ではどうする?」と状況をイメージしながら話す時間をとってみる
習慣②:失敗=才能がないと思ってしまっている
パスミス、トラップのズレ、ドリブルでボールを取られる…。
そんな失敗が続くと、「やっぱり自分には向いてない」と感じてしまう子もいます。
でも、失敗は才能のなさを証明するものではありません。
ただ“原因がある”というだけです。
たとえば…
- ボールの受け方が悪かった
- スピードが速すぎた
- 相手の動きを見ていなかった
このように原因がわかれば、次は成功する可能性がぐんと高まります。
失敗=学びのチャンスととらえられるようになると、子どもの成長スピードも変わってきます。
【習慣を変えるためのヒント】
- 「なんで失敗しちゃったのかな?」と一緒に振り返る習慣をつける
- 結果だけでなく、「考えたこと」「チャレンジしたこと」など過程にも目を向ける
習慣③:練習が「こなすだけ」になっている
よくあるのが、「リフティング」「コーンドリブル」「対面パス」などのメニューを、
ただ何となくやっているだけの状態です。
これでは、いくら頑張っていても上達スピードはなかなか上がりません。
たとえば対面パスでも…
- 「ボールの回転、見えてるかな?」
- 「次のプレーに備えられてる?」
と声をかけるだけで、練習の質は大きく変わります。
【習慣を変えるためのヒント】
- 「この練習、何のためにやってるんだろうね?」と目的に気づかせる声かけを
- 量よりも“内容”に目を向ける関わりで、練習の意味づけを深める
「才能がない」のではなく、「やり方を知らないだけ」かもしれません
ご紹介した3つの習慣には、共通点があります。
それは、「自分は下手だ」という思い込みが根っこにあることです。
この思い込みが強くなると、自信がなくなり、練習への意欲や工夫も失われてしまいます。
でも、少しの声かけや習慣の見直しで、この思い込みは変えることができます。
最後に:正しい習慣が、子どもの自信と成長を後押しします
今、活躍している選手たちも、かつてはたくさんの失敗を経験してきました。
違いは、「正しい習慣」を身につけることで、自分の力を伸ばしていったこと。
オンラインサッカー塾IPPOでは、
子どもたちが自然と“伸びる習慣”を身につけられるよう、日々の練習や声かけまでサポートしています。
「うちの子、才能がないかも」
そう感じたときこそ、変化のチャンスです。
ぜひ一度、IPPOでその第一歩を踏み出してみてください。