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自信がない子がグッと伸びるタイミングとは?

「うちの子、自信がなさそうで…」
「プレー中に迷っているように見える」
そんなふうに感じる保護者の方も多いのではないでしょうか。

サッカーは自分の判断で動くスポーツだからこそ、自信を持っていない様子もよくわかってしまうかもしれません。

 ただ、自信がないからといって、成長できないわけではありません。

むしろ、「今はまだ自信がない」という状態にいる子ほど、あるきっかけで一気に伸びる可能性を秘めているんです。

この記事では、

  • 自信がない子に見られる特徴
  • どんなときに“自信の芽”が育つのか
  • 保護者ができる前向きな関わり方

についてご紹介します。


自信がない子に見られるプレーの特徴

自信がない子は、サッカーの試合中や練習中にこんな様子を見せることがあります。

  • パスをもらうのを遠慮してしまう
  • ドリブルで仕掛けるより、すぐに味方に預ける
  • 監督やコーチの顔色を気にしながら動く
  • 試合が終わったあとに「どうせ自分は…」と話す

こうした行動の背景には、「失敗したくない」という思いがあります。
そしてその思いは、「自分にはできないかも…」という心のブレーキから生まれてきます。

でも、ここで大切なのは、
こうした様子があるからといって、ネガティブにとらえる必要はないということです。

なぜなら、“自信のない時期”は、心の中でいろんな準備をしている時間でもあるからです。


自信がない子が伸びるのは、どんなとき?

それでは、どんな瞬間に“自信の芽”が育ち始めるのでしょうか?

① 小さな成功体験が積み重なったとき

「今日は試合で1回だけ相手からボールを奪えた」
「ドリブルで抜けた場面があった」
「コーチに“いい声だったね”と褒められた」

こうしたほんの小さな成功が、「もしかして、自分にもできるかも」という感覚を育てていきます。

子どもにとって、“ひとつでもできた”という体験は大きな自信につながります。
それがきっかけで、次のチャレンジにも前向きに取り組めるようになるのです。

② 期待してくれる人の存在を感じたとき

自信のない子は、まわりの目を気にして動けなくなってしまうことがあります。
そんなとき、「あなたの頑張りをちゃんと見てるよ」と伝えてくれる人がいると、心が軽くなります。

コーチや仲間、そして保護者の方の存在が、子どもにとっての安心感になります。

「結果が出なくても、応援してくれている」
その感覚が、少しずつ自信の土台をつくってくれるのです。

③ 自分の意見や判断を尊重されたとき

「なんであそこパスしなかったの?」
「シュート打てばよかったのに!」

こんな声かけを受けたとき、子どもは「自分の判断がダメだったんだ」と思ってしまいます。
そうではなく、たとえば…

「あそこでパスじゃなくてドリブルを選んだの良かったよ!」
「シュート打たなかったけど、フリーな味方が見えていたからだよね」

このように、子どもが自分の判断を肯定できるような関わり方が、自信を深めていくきっかけになります。


保護者にできる“自信の種まき”

自信がない子を見ていると、「なんとかしてあげたい!」と思うのが親心。
でも焦らず、子どもの心に寄り添いながら関わることが何よりのサポートになります。

① 結果ではなく“過程”を認める

  • 「今日も最後まで走りきってたね」
  • 「コーチの話、ちゃんと聞いてたね」
  • 「仲間に声かけてたの、いいなと思ったよ」

このように、結果よりも“努力や姿勢”を認める言葉が、子どもにとっての安心感になります。
評価される=自信がつく、というわけではありません。
「見ていてくれる人がいる」という安心感こそが、子どもにとって大きな力になるのです。

② 無理に励まさず、今の気持ちを受け止める

自信を持てない時期には、「なんでできないんだろう」「自分だけダメかも」と悩んでいる子もいます。
そんなときに「大丈夫!」「頑張ればできるよ!」という言葉が、かえってプレッシャーになることもあります。

「不安なんだね」「悔しいよね」
そんなふうに、気持ちに寄り添う言葉が、心を落ち着けてくれる支えになります。


おわりに:自信がない今こそ、“伸びる準備”が始まっている

自信は、すぐに身につくものではありません。
でも、日々の積み重ねや、周りとの関わりの中で少しずつ育っていくものです。

そして、今はまだ自信がない子ほど、ある日突然グッと成長する瞬間があります。

「最近ちょっと変わったね」
「表情が明るくなったね」
そんな変化が見えたとき、きっと子どもの中で自信の芽が育ち始めているのだと思います。

IPPOでは、そんな子どもたちの“芽が育つタイミング”を大切にしながら、丁寧にサポートしています。
練習の中での小さな成長、迷いながらも頑張る姿勢、ひとつひとつに寄り添いながら、自信につながる関わりを大切にしています。

「うちの子、自信が持てずに悩んでいる」
「なんとかきっかけをつかませたい」
そんな思いをお持ちの方は、ぜひ一度IPPOのサポートに触れてみてください。

その子らしい自信の育て方、一緒に見つけていきましょう。

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